意味のある資格・・・無意味にできる資格 |
この表現は人間の驕りをもっともわかりやすく解説しているのではないだろうか・・・・・・・・
優れているものが、戦争や悪政をすることが滑稽である。
資格・・・これまた驕りの表現になるかもしれないが、人間の資格がある。
明確な基準はないが、チンパンジーは、同じ類人猿でも人間とは言わない。
人間に生まれてきた以上、それだけでも価値ある資格の一つである。
この資格を放棄するのは簡単である。自殺という行為によって幕が閉じる。
犯罪のケースでは・・・死刑制度の廃止の方向で進んでいるが・・・収監中はどんな囚人でも人間として扱われる。
人間の社会では、人間であることが最高の資格なのだ。
しかし・・・・・この愚かな人間が作り上げた一般的な資格というものがある。
長い時間を費やし・・青春を燃やし・・・・莫大な費用を投資して得た資格であっても・・・
使わなければその資格に意味はない。
磨かなければ、取得したものに価値はない。
継続なくして力にはならない。
100人の修業が終わっても、101人にならなければ価値を見出す事はない。
あれだけの情熱と信念と誇りをもったものでも、休めば元に戻るのだ。
厳しく言うなら、なまじ齧ったばかりに・・・・・・口は達人になれても、心技体は変わらない。
続けるマスターよ・・・・・・それでこそマスターなのだ。
休憩中のマスターよ・・・・・それでいいのか?
それを決めるのは・・家元でもなければ、私でもない。
あなた自身の問題なのだ。意味も価値も・・すべては本人。