女塾稽古日 |
この日は、様々な学びを行うわけだが、基本は自発的行動が求められる。
一週間、何を学んでどう活かしたか…その報告を交え、自らの課題をクリアしたかどうか。
クリアできていないのであれば、その原因と対策についても助言を求める大事な一日である。
聴講して、学びとなる部分も確かにあるが、それを実践しなければ、実感することはない。
与えられた課題をクリアすることも重要だが、自ら問題提起をして、それにどう立ち向かうかがもっと大事なことである。
自己紹介すらできなくて、人の上に立つことはできない。自分の仕事をどうアピールするかも、プロの技の一つである。
つまらない講義をしても、役には立たない。時間の浪費に過ぎない。さらに怖いのは…その講義を聞いて、学んだ気持になることである。
この地球上に無意味なものはないが、意味を持たせて活かして用いてこそ、役に立つ。
秒殺のないものは、これを磨くことに専念することだ。心を掴めなくては、その先には至らない。
体力のないものは、徹底して鍛えるべきだ。今はまだそれを感じなくても…足音を立ててそれはやってきている。おそるべき老化がすぐそこに。
体操ができても、健康な体つくりは始まったばかりなのだ。
挑戦なき者は、この日冒険に旅立つことだ。あくなき挑戦意欲と、向上心と、本物の勇気をもって。
集うことが学びではない。だがしかし、仲間は大事である。
あなたが今日、ここにきて何を学んでどう活かすか・・・・問われているのは、あなたの存在意味なのだ。
指導者不在と嘆くなかれ。だからこそ、教育しなければならない。
指導力不足・未熟を言い訳にしてはならない。学ぶ時間は十分あったのだ。
真価を問われるのは、難局に立ち向かう瞬間である。
終日椅子に座っていて、学ぶことができるのは学生時代だけである。
あなたが座っているのが、気晴らしや寛ぎにならないことを願っている。
深い言葉をありがとうございます。