旧友を見舞う・・・

今夜七時過ぎ・・・・・名取市の高館小学校に行きました。

旧友を見舞うためです。ゆりあげ在住で、今回の震災ですべてを失った彼。

幸い、家族は難を逃れ、一緒に避難所暮らし。

約、１０年前、お互いが骨折で入院してからの付き合い・・・毎年年末に蟹を届けてくれる奴です。


未来が見えない中、希望の光を探している。

予定の立たない中で・・・頼りない情報と政策の中で・・・・・・必死に前を向くことしかない今日一日。

仕事人が頂いた支援物資のおすそ分けになりましたが、少しでもという気持ちで届けました。

奴なら、きっと立ち直る。

そう信じるしかできない今。


嘆いても悲しんでも、前進にはならない。

プライバシーの無い空間で、息を殺し、見上げる天井に星がある。


奴がぼそっと・・震災前と星空変わらないですよね・・・と。

仕事人・・・いやいや、今の方が綺麗だよ。光害も、排気ガスも少なくなって、今の方が綺麗なんだよ・・・と。

停電時・・・仙台の夜空は、輝きを取り戻してました。

毎日星空を見上げる仕事人・・・・・・・・・・・・・・・・・・何十億年も前の光が、今地上に降り注いでいる。

人類がうけてきた様々な災難も・・・星はただ見つめているだけ。


儚いこの人生で、一瞬でも輝けることができれば、人は幸せかもしれない。