その基準・・・スーパーボール |
中古車などでは、査定表がある。
人の場合は、考課表を用いて、様々な視点から評価する。 時にそれは、昇給や賞与・賞罰規程に反映される。
現場では、それらを含め、指示に従うかどうか・・或いは軍隊式に、上官の命令に絶対服従かどうかも要求される。ミッションの為に必要なことであり、これを無視して事は遂行できない。
現場で新人、或いは教育課程にあるものには、スーパーボール理論を用いる。
以前にもこの話はしたが、スーパーボールを思いきり叩きつける。
この時、どれぐらいこれが弾んで上昇するか・・・これが査定基準にもなる。
不純物の入ったスーパーボールでは、当然上昇する事もない。
また、時にとんでもない方向に進んでしまう。
それを人に例えるなら、ハイ・・といえるかどうか、謙虚であるかどうかになる。
また打たれ強さは、ゴムの品質同様、将来の成長、上昇に繋がる。
教育は、理論上のものではなく、実践と実戦で使えなければ無意味である。特に仕事は、それで生業・収入をえるためのものだから、カラ回りしたり、使えないものでは困る。
叩きつけられたら、上昇しなければいけない。
また、まっすぐ伸びなければならない。
そういう意識が、強さを生む。
自分自身が、スーパーボールにならなければ、だれも見上げてくれないのだ。