明日は、過去に・・・・・・

タイムトラベラーでもなければ、過去に飛ぶ事はない。無論未来に行くこともない。

過去も未来も行けないならば、今を力強く生きるのみ。

それでも、より良い明日を作ることはできる。

今をしっかり生き抜いて、明日という未来の布石を作ればよい。


明日は、目の前にある未来である。同時に、数時間後には現在になる。さらにその数時間後には、過去になる。

その過去を輝かしいものにしたいならば・・・・・・・・・・・・・・・そうすればよい。

過去を後悔したければ・・・・・・・・・するべき事をしなければよい。


世代交代は、このむと好まざるにかかわらず、確実に近づいている。

淘汰という掟も、忍び足でやってきている。

その時・・・慌てないためにも・・・・・・・・・・今やるべき事をなすしかない。


僅かな不安は、いずれ全身を犯してしまう。

僅かな驕りも、全身を蝕む。


油断すれば、不確定な未来は、予想外の結果を生んでしまうものだ。

しかしそれもまた、原因は明らかである。

因果律に従えば・・・・・・・・耕さないものに種をまく資格は与えられない。

撒かないものは、発芽する瞬間を見ることもない。


これらに反してものだけが、予想以上の結果を得ることができる。

耕したもの・種をまいて、手入れをする者・・・・・・・そして枯れぬ愛情を注いだものだけに、収穫がある。


それを信じる事が出来ぬなら・・・この先はない。


しかし・・・・・・・・・それでも天は、試練を与える。

天災や災害である。

労苦が一瞬にして消えさる恐ろしい試練である。


進むべきは・・・どんな試練にも立ち向かうことのみ。