職人狂想曲

震災被害から４ヶ月・・・・・職種にもよるが、人手が足りない状況です。

屋根関係は勿論の事、内装工事も職人が引っ張りだこ。


引き抜かれたり、離脱する気持ちもよくわかる。すこしでも待遇が良いところへ動くのは仕方ない。

震災特需などという者もいるが、被害を受けた人を想うとそういう言葉は好ましくない。

だからといって、善意を気取るのも性分ではないが、一喜一憂しないで黙々と仕事を消化するだけだ。


ただ思うに・・・・それまで世話になった会社から、何事もないように離脱したり、我田引水的に職人をかき集める事にいささか立腹している。

確かに、被災者だったり、一日も早い復興を目指す人にとっては、一時を争うところもあるだろうが・・・ここぞとばかりに暴走していることにこの先の未来を憂うところだ。

マスメディアに流れる絆や、長い棒と短い棒・・・・・・・・・・

綺麗事ではできないことも沢山あるが、走っちゃならない道もある。

金儲けは、悪い事じゃないけれど、稼ぐ方法を間違えば、綺麗な金にはならない。


職人狂想曲・・・・・・・・・・・・・この曲が終わったころ・・・再び厳しい時が来るのに・・・・・・

心をなくして職人にはならないはずだ。