とあるはなし・・・・・・・・ |
その工程には、夢と希望と悲哀がある。
さて・・・・とあるはなしだが・・篩(フルイ)というものがある。
大きな砂利などを網にくぐらし、少しずつ粒をより分けていくものだ。
この篩にかけていく工程は、人選と同じものだ。
まず最初に残るものは・・・網の目をすりぬけてしまわないもの。
すりぬけないためには、夢と希望をもつものだけ。
前後左右に揺さぶられて、粉々に崩れてしまうようなものに、残る資格はない。
この篩を使うものは、残ったものから良質なものをさらに別の篩にかけるのだ。
その何回も行われる工程の中で・・・純金、或いは宝石・・もしくは原石を選ぶのだ。
篩の工程で残るためには・・・・何度も繰り返される振動・刺激に耐えなければならない。
さらには、原石として発掘されて・・研磨の工程にも耐えねばならない。
その道を楽しことが必要だが、そこに行きつくまでは苦難の連続ともいえる。
篩を使うものがいて・・・篩の中でより分けられる者もいる。
落ちてもなお、再度拾われるような者もいれば、そうでないものもいる。
原石を運ぶ者もいれば・・・それを研磨する者もいる。
磨かれたものをものを売るものがいて、それを身につける者もいる。
どれが良いということはない。
ただ、人は宝石と違う。
本人が望み、それを諦めず、正しく強い心をもって、良い師にめぐり合い、良い教えを受ける事ができれば・・・・かならず輝きだす。
それでも・・・そうなるための絶対条件が一つある。
信念をもつ事ができるかどうか・・・・・・・・・つまり、自分を信じられるかどうかである。
苦境に立たされた時・・・・困難になった時・・・・絶望の縁に立った時・・・・・・・・・・・・・・・そこに試されるステージがある。
困難なステージは、数えきれない。
絶望の淵と死を決意したステージは、3回。
死を許されないのは、また生きなさい!!という試練のステージ。
また、同じステージがくるかもしれない。
それでもなお・・・生きる事を許されるなら、立ち向かうことしかないのだ。
篩に分けられながら・・・自分が何者であるかを知るために。


福娘さん・・・・うんうん。よろしくぅ。♪
ラムちゃん・・・がんばれーーーーーーーーーーーーーーーーー