伝え方・・・

何かを伝えなけれはならない立場にあれば、次のことを守らねばならない。

守らねばならない理由は、二つある。相手の成長と、自分自身が成長するためである。

そして、守るべきことは次のことだ。

①　馬の耳に念仏ではならない。わからない相手(理解しようとしないものと、できないもの)に、いくら熱弁・情熱を傾けたところで、時間の浪費にしかならないからだ。

②どの場所で伝えるか…を作ることだ。
騒々しい中での話では、自身も大変だが、聞く側も聞こえないことがある。伝えるべき場所を設定できなければ、伝えてはならない。

③なぜつたえるのか・・・を明確にすることだ。

あなたが伝えたいことと、相手が求めていることが一致しなければ意味はない。まして、あなたが言いたいことを優先すれば、それは相手の耳を塞ぐだけだ。
伝えたい内容は、整理整頓しておくことだ。

④　いつ伝えるか・・・当然ながら、重要なこと。時期を逃してしまっては、伝えた意味がない。また、早すぎても、忘れてしまうだけだ。絶妙なタイミングにこそ、響きと深さが宿るもの。

⑤　どうたつえるか・・・そこをしっかり定めておくことだ。電話でよいのか、文書がよいのか・・それとも直接会って話すのがよいか・・・・安易な伝え方では、結果も知れる。
だからといって、あまり仰々しいものでも疲れるだけだ。

淡々と・・・しかし、情熱を燃やし・・・それでいて、親身になって・・・そこに夢や希望が出るように・・・イメージできるように・・・

伝えるものには・・・より多くのものが求められる。だからこそ、やりがいもあるのだ。