2012年 02月 19日
娘へ・・・・ |
昨日の事・・・・
夕食直後にそれは始まった。
台湾を目指している長女・・・・学費を捻出するために教育ローンの申請をした。
合格通知が届けば、融資は問題ない状況のようである。
がしかし・・・・今長女が通っている塾の費用の問題である。
月額15万円ほどかかるらしい。それも、約3か月余り・・総額では50万円ほど。
ジュニアリーダーの活動・・・・アルバイト・・・その塾での勉強と、長女は一日フルタイムで動いている。
数日前、長女がぼそっ・・と独り言を・・・・
「お金って、稼いでも稼いでも消えていくんだ・・なんでだろう・・・」 と。
父は、「そういうものだよ」と。
稼ぎ方は、この世の中にいくらでもある。頭脳だけで何億円と稼ぐ者もいれば、プロスポーツの賞金で稼ぐ者もいる。
額に汗して、体にムチ打って稼ぐ者もいれば、一発狙いの稼ぎもある。
どう稼ぐかは本人次第だし、使い方も本人次第。
それはそれとして・・・別の事だ。
長女が言わんとしたことは・・・月額15万円をどうねん出するかであった。
大学進学は、本人が決めたことで、その基準となるものは以下の通り。
① 自費でやることが大原則。その努力姿勢を見て、可能な範囲で援助しよう・・・というルールである。
学問は、本人の未来とその行動によって、どれだけ多くの人に還元できるかが課題なのだ。
経済にゆとりのない我が家にとって、数百万円の学費は、簡単なことではない。
だかしかし・・・・毎晩毎晩遅く帰り、必死にアルバイトをしている娘に、その費用を捻出することは困難の極み。
思考回路も体力も限界寸前だったのだ。
号泣して、どうすればいいかわからない・・・と。
18歳の娘に、その金額は大きな大きなハードルだった。
真っ赤になった頬と瞳と、止まらない涙が痛々しかった。
娘が言った。
「今まで育ててくれたのに・・・・この先どうしたらいいかわからなくなった」 と。
父は言った。
「お前か決めた目標は、困難だからこそ価値がある」 と。
娘は言った。
「だけど、それだけのお金は作れないし、弟や妹もにも迷惑かけるかもしれないから」 と。
父は言う。
「長女に生まれた理由はあるが、今は分からなくてもよい。他の兄弟に迷惑をかけるとか、両親に負担をかけるからと言って、断念すべきではない。」 と。
「もし、両親のどちらかが、入院なり、要介護ならば、その目標は最初から持つこともできなかっただろう。だからこれは、大きなチャンスなんだよ」 と。
それでも、パニック状態の娘に、ゴツンと頭を・・・・
「こら、しっかりしなさい。!!! 感情に振り回されないで、父の話を聞きなさい!!」 と。
この間5分足らず・・・・五分間の号泣は、相当な負担だったようだが・・・落ち着きを取り戻して冷静になった。
このあと、50万円は用意すると約束し、本日用意しておいた。
既に受験料を含めると、約100万円を支出しているが、それでも4年間の長きにわたる大学生活・・・国内の大学より費用負担は少ないらしい。親としてはありがたいことだが・・・金だけの問題ではない。(笑)
困難な目標に立ち向かい、自らの人生を自らの手で切り開き始めた長女。
台湾留学は、語学と、将来教師になるための学びの場所として、自らが選んでいる。
自発的意志と行動で進むなら・・・父も母も見守ろう。
そして可能な限り・・応援する。
それが父になった日から背負う義務と責任なのだから。
そして、娘になったお前の…甘えられる権利でもある。
それでも・・・ただ甘えるだけでは人生は進めない。
自ら行動して・・・・自覚と責任を持つことだ。
娘よ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・しっかり歩きなさい。おまえなら、かならずできる。
夕食直後にそれは始まった。
台湾を目指している長女・・・・学費を捻出するために教育ローンの申請をした。
合格通知が届けば、融資は問題ない状況のようである。
がしかし・・・・今長女が通っている塾の費用の問題である。
月額15万円ほどかかるらしい。それも、約3か月余り・・総額では50万円ほど。
ジュニアリーダーの活動・・・・アルバイト・・・その塾での勉強と、長女は一日フルタイムで動いている。
数日前、長女がぼそっ・・と独り言を・・・・
「お金って、稼いでも稼いでも消えていくんだ・・なんでだろう・・・」 と。
父は、「そういうものだよ」と。
稼ぎ方は、この世の中にいくらでもある。頭脳だけで何億円と稼ぐ者もいれば、プロスポーツの賞金で稼ぐ者もいる。
額に汗して、体にムチ打って稼ぐ者もいれば、一発狙いの稼ぎもある。
どう稼ぐかは本人次第だし、使い方も本人次第。
それはそれとして・・・別の事だ。
長女が言わんとしたことは・・・月額15万円をどうねん出するかであった。
大学進学は、本人が決めたことで、その基準となるものは以下の通り。
① 自費でやることが大原則。その努力姿勢を見て、可能な範囲で援助しよう・・・というルールである。
学問は、本人の未来とその行動によって、どれだけ多くの人に還元できるかが課題なのだ。
経済にゆとりのない我が家にとって、数百万円の学費は、簡単なことではない。
だかしかし・・・・毎晩毎晩遅く帰り、必死にアルバイトをしている娘に、その費用を捻出することは困難の極み。
思考回路も体力も限界寸前だったのだ。
号泣して、どうすればいいかわからない・・・と。
18歳の娘に、その金額は大きな大きなハードルだった。
真っ赤になった頬と瞳と、止まらない涙が痛々しかった。
娘が言った。
「今まで育ててくれたのに・・・・この先どうしたらいいかわからなくなった」 と。
父は言った。
「お前か決めた目標は、困難だからこそ価値がある」 と。
娘は言った。
「だけど、それだけのお金は作れないし、弟や妹もにも迷惑かけるかもしれないから」 と。
父は言う。
「長女に生まれた理由はあるが、今は分からなくてもよい。他の兄弟に迷惑をかけるとか、両親に負担をかけるからと言って、断念すべきではない。」 と。
「もし、両親のどちらかが、入院なり、要介護ならば、その目標は最初から持つこともできなかっただろう。だからこれは、大きなチャンスなんだよ」 と。
それでも、パニック状態の娘に、ゴツンと頭を・・・・
「こら、しっかりしなさい。!!! 感情に振り回されないで、父の話を聞きなさい!!」 と。
この間5分足らず・・・・五分間の号泣は、相当な負担だったようだが・・・落ち着きを取り戻して冷静になった。
このあと、50万円は用意すると約束し、本日用意しておいた。
既に受験料を含めると、約100万円を支出しているが、それでも4年間の長きにわたる大学生活・・・国内の大学より費用負担は少ないらしい。親としてはありがたいことだが・・・金だけの問題ではない。(笑)
困難な目標に立ち向かい、自らの人生を自らの手で切り開き始めた長女。
台湾留学は、語学と、将来教師になるための学びの場所として、自らが選んでいる。
自発的意志と行動で進むなら・・・父も母も見守ろう。
そして可能な限り・・応援する。
それが父になった日から背負う義務と責任なのだから。
そして、娘になったお前の…甘えられる権利でもある。
それでも・・・ただ甘えるだけでは人生は進めない。
自ら行動して・・・・自覚と責任を持つことだ。
娘よ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・しっかり歩きなさい。おまえなら、かならずできる。
by xqptd923
| 2012-02-19 19:32
| 日記
|
Comments(1)
Commented
by
C
at 2012-02-22 00:15
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誰よりもしっかりと歩んでいる姿に感動です。人生のハードルに正面からむかってるNちゃん、力強いぱぱがついてますから。女塾の応援団も。ファイト。頑張って。
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