内装工事

今日のお客様・・・やはり震災被害を受けた方です。明日で一年になります。まだまだ爪痕が残り、復旧にも時間がかかることを痛感しています。

作業は、内装・クロス工事と、キッチン周りの一部です。

参戦は、女仕事人Aさん・Cさん・Mさんの三名。終了時間4:30でした。

まずはその前に・・・仕事人担当部分です。

こちらはキッチン換気扇解体



続いて、襖・障子の建具調整・・・合計13枚の建具に鉋をかけ、1枚の建具の戸車・レール交換作業です。


そして照明器具


そしてこ内装部分・・・和室聚楽壁とキッチン壁面のクロス下地です。



三名のスーパーレディ、予定時間内で作業を終えてくれました。お見事なり。

これにより、仕事人、建具の調整・換気扇解体に専念することができました。

クロス作業といっても、覚えなければいけないことが山ほどあります。全体の工程・・流を把握すること。

道具類を段取りできること、使えること。

使用する材料・・たとえばパテの硬さ・練り加減・・下地材や、糊そのものの粘度、粘り気。

養生作業で使用するものは何か、どこまで養生すればよいか・・・などなど。

メモを取る時間はありません。一度聴いたら、頭の中に、体の中に叩き込んで、整理整頓、いつでもその知識が自由自在に使えることが絶対条件。

これが使えなければ、現場での作業技術者としても使えません。

役に立つというのは、補助の段階から、一人前の段階になることですから、彼女たちは今、半人前。

しかし、侮れないのは半人前でも呼吸を合わせれば100人力になるということ。

それぞれが、自覚と責任を以て、担当部分を確認、必要であれば協力して足りないところを補っていく。

そういう信頼関係で、綺麗仕事ができるようになりました。

女仕事人！！ どこまで進化していくか・・これからますます楽しみです。


さて明日・・Mさんは別の仕事で離れますが、Aさん。Cんの名コンビで二部屋のクロス施工を完成させる予定です。