2012年 11月 25日
トップダウン 上意下達 |
中小企業から大企業といわれる組織において、トップダウンはごくごく当たり前のことである。
組織人において、上位にある者からの業務命令は、原則として拒否はならない。拒むことは、自らが辞めるべきことをも意味する。
だが一方で、その業務命令に違反してでも、守らなければならないこともある。
過去の事例では、食品に関する偽装問題で内部告発などもその様な例だ。
良心という個人的な問題だけでなく、消費者の視点に立って、それが正義に関する問題なのか・・・自らの生命線をも断ち切る覚悟がなければ、正義を貫くことができないこともある。
また、その行為によって他の従業員が退職に追い込まれるケースも多々ある。
正義というのは、時に大きな犠牲もはらむ。
人間の可能性については、原則限界を定めないというのが、個人的な見解であるが、事が企業や国家となれば、実務レベルで限界もあると考えている。
それは、文化・伝統・宗教・その他、年商規模・社員数・業種などで異なるが、大きくなりすぎると、上意下達もままならなくなる。
それは、単純なことである。
部署が増えれば、ゲート数が増える。門番の数も、扉の数も、必然的に増えるのだ。
権限が低く、問題処理能力も低い管理職などでは、保身に精一杯で、事の重要性に気が付かないこともある。
逆もある。権限が大きくて、末端にまで気が回らず、受けた報告にも危機感がない。
もともと、受ける報告にも問題があることもある。
ゲート数が増えれば、必要な情報はスムーズには流れない。
遡上する鮭が、いくつもの堰で止められれば、力尽きることもあろう。
また天草であった干潟の水門などでは、自然の法則に真っ向から勝負を挑んでいるものだ。
共生と違う方法は、次の問題を提起する。
水が清く美しく流れるためには、川幅も必要だし、高低差もある。また、水面下の砂利や動植物も重要なカギだ。
情報を水に例えることはできなくても、効率よい伝達は必要であろう。
そして門番が無能でないことを祈らねばならない。
情報を迅速機敏にとらえる力が必要である。
血管に瘤ができれば、正しい血流にはならない。瘤=門番であってはならないのだ。
それを見逃していると・・・組織も企業も人体も・・・その命がやがて奪われる。
組織になることは、有益もあるがその反対もある。共有するものが全体の利益になるか否かは・・・
流れている情報(栄養)とその適切な速度である。
そしてそれが、正しく使われることが重要なのだ。
さらにいえば・・・それらは他の者に対して役立つような、公益的なものが望ましい。
正義を貫くには、勇気がいる。
正義に反する行為には、勇気はいらない。余分なプライドと保身があれば、誰でもがそうなるものである。
組織人において、上位にある者からの業務命令は、原則として拒否はならない。拒むことは、自らが辞めるべきことをも意味する。
だが一方で、その業務命令に違反してでも、守らなければならないこともある。
過去の事例では、食品に関する偽装問題で内部告発などもその様な例だ。
良心という個人的な問題だけでなく、消費者の視点に立って、それが正義に関する問題なのか・・・自らの生命線をも断ち切る覚悟がなければ、正義を貫くことができないこともある。
また、その行為によって他の従業員が退職に追い込まれるケースも多々ある。
正義というのは、時に大きな犠牲もはらむ。
人間の可能性については、原則限界を定めないというのが、個人的な見解であるが、事が企業や国家となれば、実務レベルで限界もあると考えている。
それは、文化・伝統・宗教・その他、年商規模・社員数・業種などで異なるが、大きくなりすぎると、上意下達もままならなくなる。
それは、単純なことである。
部署が増えれば、ゲート数が増える。門番の数も、扉の数も、必然的に増えるのだ。
権限が低く、問題処理能力も低い管理職などでは、保身に精一杯で、事の重要性に気が付かないこともある。
逆もある。権限が大きくて、末端にまで気が回らず、受けた報告にも危機感がない。
もともと、受ける報告にも問題があることもある。
ゲート数が増えれば、必要な情報はスムーズには流れない。
遡上する鮭が、いくつもの堰で止められれば、力尽きることもあろう。
また天草であった干潟の水門などでは、自然の法則に真っ向から勝負を挑んでいるものだ。
共生と違う方法は、次の問題を提起する。
水が清く美しく流れるためには、川幅も必要だし、高低差もある。また、水面下の砂利や動植物も重要なカギだ。
情報を水に例えることはできなくても、効率よい伝達は必要であろう。
そして門番が無能でないことを祈らねばならない。
情報を迅速機敏にとらえる力が必要である。
血管に瘤ができれば、正しい血流にはならない。瘤=門番であってはならないのだ。
それを見逃していると・・・組織も企業も人体も・・・その命がやがて奪われる。
組織になることは、有益もあるがその反対もある。共有するものが全体の利益になるか否かは・・・
流れている情報(栄養)とその適切な速度である。
そしてそれが、正しく使われることが重要なのだ。
さらにいえば・・・それらは他の者に対して役立つような、公益的なものが望ましい。
正義を貫くには、勇気がいる。
正義に反する行為には、勇気はいらない。余分なプライドと保身があれば、誰でもがそうなるものである。
by xqptd923
| 2012-11-25 18:21
| 仕事人の一言
|
Comments(2)
全体を考えての言動と立ち位置。しっかり考えて実践します。
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正義と信念をもって、運命の道を切り開いていきます。立ち向かう勇気・切り捨てる勇気、どちらも選択できる強い心を持ち合わせていきたいです。