聞いてもいいけど、愚問は無し。 |
どうしたら、そんなに上手くなるんでしょうか?
私ももっと上手に話したいんです。
教えてください・・・・と。
この質問は、切実な場合と、一時的な思い付きとしてしか受け取れない場合があります。
一時的な思い付きは、結論を出せば、認めてもらいたい・みんなを見返したい・・のレベル。
教える価値もないし、教える気にもなりません。
お遊びに付き合うほど、寛容さを持ち合わせていないので・・・笑
切実なケースですが・・・・そんな切実なケースでさえも、安易に教える気にはならない・・・ということ。
① 上手くなるには、練習・挑戦・反省・・まぁ、予習復習を徹底してきたからで・・・・喉から血が出ても喋ることに徹しました。
② 聞いて学ぶことも大事ですが、聞く前に練習なり、稽古などをやったのでしょうか? たとえれば、オーディションを受けるとしましょう。参加者は、みな合格するために必死の練習を積んできたものばかり・・・・
そんな中で、笑顔がよいとか、ルックスがいい・・程度の魅力で合格するとは思えません。
自身が、聞いて覚えられるレベルにあるか・・心と体の用意ができているか?ですね。
③ 経験だけが全てではありません。しかし、経験がなくては上達しません。
良く思われたいとか、こう話したいとか・・そんなことばかり言っていたら、一向に上達しません。
上手くできなくても、最初は当たり前。(練習しての話ですよ) 失言することも多々あるでしょう。
暴言はやばいけど・・ そういうこともあるかもしれません。
それでも、何度もやって挑戦するしかないんですよ。
これは、歌と同じです。何度も何度も歌いこむから、上手になってくる。歌詞とメロディーが体の中に・・・脳裏に刻まれるんですよ。
カラオケで練習したりもするでしょ。
ただ、カラオケと違うのは・・・聴講者が納得する話じゃないと・・感動しないっことかなぁ。
そして、さらにいうなら・・・エコーも使えないし、ボタン一つでボリュームを変えられないんです。だから、喉から声を出して喋るような講師は、魅力に欠ける。
腹から声を出して、振り付けも型どおりじゃだめ。 自由自在、変幻自在・・・・小さな体から圧倒的なパワーを出さなきゃ、数時間も話し続けるなんでできません。
あ、できるかな? できても・・聴講者は、きっとつまらなくて・・眠っているだろうけど・・・
へ? それでもわからないって? それはですね・・その小さな脳みそで、グダグダ(漢字に変換すると、愚駄)考えているからですよ。
姿見の前に立って、笑顔出して、一人前の講師になりきって・・・なんでもいい。喋ってごらん。
きっと、下手な講師にしか見えない。
それでも・・・自分自身を直視するまで、練習するしかないんだよ。うまくなるためには・・・
やらない人は、いつまでもできない。
考えている人は、もっとできない。
鏡の前に立って恥ずかしいときは・・・やっぱりできない。
誰も見てないんだから・・・練習するしかないだろ。
本気で学びたいなら・・・・ぼそっ。