成長を妨げるもの |
どんな学びであるか、どのように学んでいるか、どう学びを活かしているかも成長のカギになる。
動植物の成長には、養分が欠かせない。 人の精神的、行動的な成長にもこの養分がある。
良い人間関係も養分になる。 出された課題が高ければ、それをやり遂げることで成長になる。
完遂できなくても、挑戦中にも成長がある。
さて、タイトル・・・妨げるものは何か…
学んでいて成長が見えない時に存在するものである。
① 疑念である。
この疑うという今の心が、成長を妨げるのだ。僅かでも、一瞬でもそう思い始めたら、成長は止まる。
疑念の対象が相手であれ、自分であれ、これを持つものに成長はない。
対極にあるのが信念なのだ。これを持ち続けることは、容易ではない。だから持ち続けることが必要なのだ。
② 疑惑である。
持った疑いによって、自らの信念や行動が惑わさる。 ①が思考の世界であれば、この②は行動の世界に入り始める。言葉を疑い、行動を疑い、自らのあるべき姿を見失い始める・・・・これは成長を妨げるばかりではない。養分そのものを吸収しなくなる。
③ 懐疑である。
自他の存在や見解などについて疑いをもつ。こうなると、もはやチームに所属する目的も意味もない。全体が成長しようとする中で、このような思考や行動を持つものは、不要な存在になる。
治療が必要な段階である。外科的にいえば、切除やレーザー治療か・・・

自らがそれに気が付いていれば救いはある。
チームリーダーは、これらの症状を持つものを早めに見つける必要がある。
選手自身も、そのような症状にならないよう、努力する必要がある。