わかる・・・階段 |
初めの一段・・・
わかる 同じ言語で何を喋っているかがわかる程度。
第二段・・・・
わかる 相手の求めていることが、理解できる程度及び返事
第三段
目的や意図はわからぬが、やらされるという範囲のわかる
第四段
目的を理解し、道具や手法がわかりだす段階
第五段
少し面白さや奥行きが見えてくる段階・・・わかるが、体で感じ始める。
第六段
要求が高まり、わかるの範囲が拡大する。
第七段
経験を積み、わかる・・の意味が深まる。
第八段
阿吽の呼吸が整い、一を聞いて十を知る段階
第九段
わかるから、わからせる側に立ち始める。
第十段 わからせることの重要さを痛感する段階・・・
とまぁ、こんな風に わかる・・は変わっていく。
頭でわかる問題もある。
つまり、答えを導き出すということだ。
しかし、社会生活の中で、頭=思考だけで生きることは、まず少ない。
何かの知識や知恵を身に着けても、それが実行されなければ、わかった・・とはいえないのだ。
そして、実行されても、結果を出せねば、これもまたわかったとは言い難い。
さらに、その過程で、あるいは改善の中で、創意工夫がければ、これもまたわかったとは言えない。
もう一歩踏み込むなら・・・わかったということは、正しく人に伝えられることが重要である。
そのうえで、学んだのが正当な後継者になるまで育て、見守るところに立たねば、わかった・・ということにはならない。
わかる・・・わかりました・・・・わかるまでには、長い道のり、経験がいる。