いくさの前に… |
立ち向かう相手は,強敵ではない。
恐るべき相手でもない。
だがしかし・・・己に潜む弱い気持ちは、侮ってはいけない。
最も恐ろしい敵は、自身に潜む弱い心だ。
こいつは、足音も立てず、秘かに忍び寄る暗殺者だ。自身の心も体も雁字搦めに縛り付け、立つことも歩くこともできないように・・・それでいて、何食わぬ顔でそれを楽しむ恐ろしい敵だ。
支配されれば最後・・・人生そのものを失ってしまう。
そういう人を数多く見てきている。
何年かかってやっていても、気持ちの中にその種を温めている限り、そいつは虎視眈々とそのチャンスをうかがっている。
そして、芽を出さずとも少しずつその根を張り巡らしているのだ。
だから、昨日の決意も数時間後には変わってしまう。
そうあってはならない。
そうなってもいけない。
すべてのいくさに敵がいるとは限らない。しかし、すべての戦に弱い自分がいることを忘れてはならない。
戦場経験を積むというのは、そういう弱い自分をその場で捨て去ることなのだ。
完全無欠は得られずとも、心の怠慢によって前進しないのは愚かなことだ。
立て!!!! 立つんだ! ジョオ~~~~~~~~~~~~~~~
ローマも人生も一日にしてはならないが、日々の積み重ねの成果は毎日出ている。
力石に負けない!!ジョーはおっさんに鍛えられ、強くなるのです!
『立つんだ!』の言葉に奮い立ち、仲間に支えられてます。