息子のプレゼン

高校三年生の長男。

なぜだかよくわからんが・・・生徒会長をしている。

成績は悪い。態度も・・・微妙であるが、家庭内において嘘は言わない。

甘めの採点をつけるとして・・・・出来はよくない。


しかしそんな息子も、いくらか将来を憂いている・・というか、考えている様子。

本人希望で大学受験なのだが、実力・予算で考えるとかなり厳しい。

当然借り入れを起こしての受験・進学になるのだろうが・・・・今日はその決意表明＋プレゼンらしい。

落ち着いたころを見計らってやってきた。


何やらもごもご・・・・

聞き取りにくい言葉と、意志薄弱な様子から、当然そのプレゼンは早々に終わった。


［もう一度考えてから話すから・・］と。


そこで風呂上りに息子に秘策を・・・・

今日のプレゼン失敗は・・・かくかくしかじかだよ…と。


①　明確な目標が定まっていないこと

②　ワクワクドキドキの期待感もなければ、夢もない。そういう未来に父としては賛同できないんだよ・・・と。


人生には、挫折することもあるだろうし、予定通りに事が進まないことはざらにある。

だからといって、熱く語る情熱もなければ、燃える魂も感じないようでは、未来を築くことはないんだ・・と。


失敗も挫折も涙もいいじゃないか。

それでも、夢を追い続けたり、持ち続けるってことは男のロマン。

若いんだから・・・もっと大きく羽ばたく夢を持つんだぞ。息子よ。