用意周到 それが始まり

少し過去に遡る。

女塾サポートを始めて７年を迎えている。きっかけは些細なものであるが、高感度アンテナを張り巡らしていたおかげでそこに到達した。

加えてその出会いには、不思議な因縁もある。この部分は、必然は偶然の積み重ねともいえる。

用意周到は（心遣いが隅々まで行き届いて、準備に手抜かりがないさま。）この出会いの中でどう立ち回るか…から始まる。

自身が表舞台に立たないことを絶対ルールとする。しかし、教育という部分では、時に講師・また指導者という顔を使い分けながら、彼女をトップリーダーに導くことに徹していく。

そのためのノウハウは、惜しみなくだし、可能な限り時間を作り、必要とあれば叱咤激励する鬼教官にもなった。

目指すところがあれば、それを見失わないように心に火を燃やし続ける。

千載一遇とあれば、直観に従い決意を固める。しかし同時に、これから起こるであろう様々な挫折感や敗北感
に打ちひしがれる未来の自分も見据えておく。

その時が来ても、心の準備ができていれば対応もできるのだ。

こうして七年の時は経過した。

あと三年・・・・そこで第一幕が下りる。


今求めているものは、確固たる信念に基づく強い意志を持ったリーダーである。しかしそれは、予めもつものではない。過去に学んだ者でも新たに学びを修めなければ、その地位にも活動にも制限が出る。

無限の可能性を信じる学びにあって、初めから制限を設けるのは本意ではないが・・・笑



間もなく木工教室が開催される。３０名近くの受講者があるという。

会場の下見は済んでいるようだが・・・・

詳しい報告はまだ来ていない。

用意周到であるのだろうか・・・・

あのフロアー上で作業して、床面保護はできるのだろうか・・・・・

何のための下見であるか・・・・　　同じことの繰り返しがまたここにある。


人はメモをすることができる。

イメージを固めるために、図面を描くこともできる。

必要であれば、頭の中で何度も何度もシュミレーションすればいい。


その過程の中で、何が足りて不足しているかもわかる。


先に進もうとするとき・・・・目的地もなければ、準備もない。そんな状態で進むとはいわない。それは流されている・・・ということだ。

運命を切り開くための要素は学んでいるはずだ。