具申候

2009‎年‎1‎月‎9‎日、‏‎19:39:56　　更新ファイルです。



ここに明確な規定があります。

受験申請書が受理された今、あえて問題提起をします。


この規定を満たすものがどれだけいるのでしょうか。

昇段試験のための稽古や訓練…確かに一時的に心を燃やすことができても・・・・

女塾の学びは、昇段試験に合格するためのものではないはず・・・・

日々、日常に実践して実力をつけて挑むのが最善かと・・・・


演武における円や球体を描く動きは、余計な力を抜いて、この惑星のように丸く・・・それでいて

公転する大きな動きを取り入れて生きていく・・・・そういう意味合いがあります。


他の惑星(人々)と、引力(重力・魅力)によって繋がれている・・・見えない糸のように・・・

その糸が細くちぎれてしまえば、軌道を外れる。

見えずとも、しっかりと結ばれているならば、お互いを認め評価し、強い絆で結ばれる。


目標を高く持つことは重要だけど、己の力を過信するのは、挑戦とは言わない。

無謀で傲慢な愚行である。



私は、顧問という立場なので具申で終わらせましょう。

しかし同時に、審査員という立ち位置にあるので、この規定に沿って審査をします。


そして、さらに言うなら教育を担当している講師として、可能ならば全員を合格させてあげたいのだが、そこに実力が伴わなければ、それもまたないものねだりで終わります。


もっとも怖いことは…肩書きを手に入れると、その目で見られることです。

それに耐えうる実績と実力が、僅か一ヶ月で手中に入るとは考えてません。


それでも、挑むのであれば真剣であることが最低の条件です。