女仕事人・そのイメージと現実

昨日のこと・・・・取引先の金物店にいくと、そこの社長がこんな言葉を・・・・

「おや! 新人さん? また綺麗どころをそろえましたね~~~♪」

「どうやって、こういう綺麗な人ばかり揃えるんでしょ！？？」と。

この言葉が、一般のイメージです。

仕事人=強面　　しかし、美人ばっかり連れて歩く！！！ 　　いやいや、照れている場合じゃない。

事実、彼女たちは美形である。容姿も必要な世界である。


しかし、現実世界では、彼女たちは華奢な体で25kgのセメントを運んだり、砂と混ぜてコンクリートも作る。

石膏ボードも運ぶし、屋根の上で作業もする。

男勝りとは言わないが、肉体労働もするし、トイレ掃除など普通の主婦がする作業もする。(実際、賃貸物件などでは、汚物だらけの作業もある。)

現場は、厳しい言葉が飛び交うし、小手先は通用しない。

基本は、どこでも役立つ人間になれ・・・だから、甘っちょろい考えでは通用しない。

初代女仕事人を筆頭に、二代目Aさんはその経験も7年になり、誰よりも多くの現場を経験している。

それでも、まだまだ足りないことを本人も自覚している。

追従するものも、それ以上になることを目標として進んでいる。


見た目がどんなに美しくても、中身が空っぽじゃ意味がない。

中身が良くても、見た目が悪けりゃ、リフォームの相談さえこない。

チャーリーズエンジェルじゃないけど、容姿と中身の両立は、仕事人の求めるものではないけれど、お客様が望んでいる一つの姿だと確信している。

男世界・男臭さの中にあって、彼女たちの動きは、華であり、癒しである。

また、そういう性別的なものを一切排除したところで、人として懸命に生きる姿は感動を与えるものだと信じている。


どんなイメージを持つかは自由。

けれど、彼女たちはそれらイメージを覆すだけの力を持っていることを信じている。