長い一言である (^_^;) |
それは、時の流れで逆転することもある。
師匠と弟子
師が攻められたとき・・・・弟子は全力をもって師を守ることだ。それは、ただ追従するということではない。
あなたの弟子は、そうであったか? 師が攻められたときは・・弟子ならばこういうべきだ。
未熟な私たちの責任です・・・と。それが言えないのなら・・・まだ弟子には至らない。
あなたが攻められたとき・・・・そう感じた弟子が何人いたか・・・・
弟子が攻められたとき・・・師は命運をかけて弟子を守らねばならない。その弟子が、どんなに愚かであってもだ。
ただ・・・弟子かどうかを見極めておけ。
あなたがどう見極められるか・・どうみられていたかがわかるであろう。
心は一瞬でも・・時間をかけても変わるものだ。
どんなに信頼厚いと思っていても、それを確かめなければならない時がある。そういうときが来てこそ、変化が始まる。
一連の動きの中で、心の動揺と、何を目指していたかよくわかるはずだ。
なぜ、正義や倫理・道徳を学ばせようとしたのか・・・・それは全く逆の心根があるからなのだ。
権力に目覚め、他の者を先導しかねない兆候があるから、正しい方向性を示唆していたのだ。
なぜ、金庫番にさせていたのか・・・・・人間の欲望の集まる場所に立たせておけば、やがて成長とともに未熟さが露呈される。その時こそ、あなたが骨身を削って正す時なのだ。
なぜ・・・彼女がその道を進んでしまったのか・・・その道とは・・・残念なことに驕りの道。進んだ理由は二つある。彼女が未熟なことと、あなたの力強い指導力が足りなかったのだ。ただ、まだ救いの道はある。
なぜ・・・いとも簡単に寝返ることができたのか・・・元々そういう性格なのだよ。それは私生活を見れば一目瞭然。切り捨てて何も問題ない。現実と理想との乖離は、心と体のバランスが取れていない証拠でもある。そして弁が立つことが大きな落とし穴であることを見抜いていればいいのだ。
新しい方向性を決めても、形を作っても・・・・航海に必要な乗員が決定的に少ない。
そしてもっとも危険なことは・・・経験がないところで、航海に出ようとしていることだ。そして、その船に多くのお客を乗せようとしていることなのだよ。
この先の航海にあるものは・・・タイタニックにも似た惨劇なのだ。
それも選択肢の一つである。
強いリーダーシップ
今・・乗員はそれぞれの思惑と目先の利益で動いている。パイレーツオブカリビアンのジャックスパローがいる。彼らを統率する力は、圧倒的な強さと自信と読みの深さである。
部下は・・・財宝が手に入れられなければ、すぐに謀反を起こす。
武士道のような忠義はない。
今の乗員は、厳しい訓練も稽古も怠り、現状に甘んじている愚者である。
あなたの役に立つ者だけを選んではいけない。自己犠牲も厭わぬものを選ぶことだ。
その犠牲が、他の乗員の生存率を高めたり、或いは上陸した先で役に立つものが望ましい。
これを決断することが、あなたの正しい選択肢になる。
その上で苦言を呈するならば、優秀な選手・乗員がいるからと言って、必ずその度が成功するとは保証できない。
苦しい旅だからこそ、悲しみも喜びも分かち合えるものが必要なのだよ。
あなたが正しい選別をして、必要な人材に絞り込むことができるならば・・・再び大きなチャンスが巡ってくる。
幸運と不幸の分かれ目は・・・一瞬であり、時と空間の間(はざま)にあるのだ。
この選択肢は・・・あなたの底力と最も強い自分が必要になる。
新しい道を選ばず、謙虚さを取り戻し、本物の弟子を見つけたくば・・・その上で人材を選出できるのであれば・・・失うものより得るものが大きくなるだろう。
第三の選択肢
導く声に従うのだよ。時が与えてくれた使者なのだ。これまでの歳月を捨て去っても、その使者の言葉は大きな未来を与えるだろう。
その使者が、私ではないことだけ伝えておこう。
それは、復権と成長と、真の進化を意味するが・・・まだ使者でさえ予言することはない。
もう、迷うことはいらない。
あなたが出した3つの答えから選べばよいのだ。