巣立っていてもなおたてる |
男の弟子は、約10人きた。1人を除いて自己管理(営業・技術・資金のやりくり)ができなく脱落した。
健在1名は、今日現場に入ってくれた鈴木屋さんだ。
もっと過去に遡ると・・・営業時代に同じく1名、優秀な弟子がいる。兼森さんだ。
この二人の男には、共通項がある。
いずれも巣立って独立して、経営者である。そんな彼らが、いまだに私を立ててくれることだ。
まだまだあるが・・・
女仕事人Aさんがいる。女伊達らに…というのは間違った使い方になるが、彼女もまた、立て方を心得ている。
今日の現場は、Rさん受注。
彼女にこんな言葉をいった。
「Rさんが、受注してくれたおかげて、私たちも現場に入れるんですから」と。
実際のところAさんは、現場経験数で最も長い。長さだけではなく、深さもある。
そんな彼女が、いわゆる後輩のRさんをたてる・・・ということは、最も理にかなったことでもある。
男気のある先の2名も、人間的な部分を含め、長幼の序を心得ている。
立てればこそ、やがて立てられる存在になる。
多くの学びと生き様の中に、人として大事なことを弁えている優秀な人財である。