2017年 01月 29日
屋根裏部屋での特殊な作業 |
カテゴリーは、特殊な塗装になっていますが、作業そのものが特殊な作業です。
過去、神社仏閣などの数百年経過した建物のアク洗い経験を活かした作業です。ようは、真っ黒な煤汚れをとして、白木にする作業だったり、そのあと防腐防虫処理をする作業などです。
今回は、長年お付き合いある某建設会社さんからのご依頼です。
天井裏に発生した染みを除去してほしい・・ということで。
現場は下見をしておりませんが、状況を伺ったところでは洗浄可能・ある程度のシミは消えると予想してお引き受けしました。
現場に到着すると、若いけれど物腰の柔らかなご主人が応対。
早速現場を拝見して準備に取り掛かりました。
作業前
作業直後・・しみ抜き剤が塗布されているのでまだ濡れています
作業前 作業後

作業前 作業後 文字が見えるほど綺麗になっています。

作業前 作業後

見える側も裏側も、そして上部の3ヵ所・・・アクアライ・拭き取り・日焼け・あくどめ・そして最後にしみ抜きです。
処理中の画像 手前側の垂木がしみ抜き直後。白木になります。

使う薬剤はこんなにあります。(^-^; と言っても混合するんですが、気を付けないとガスも発生。
汚れの種類や状況がつかめないと、良い効果を出すことはできません。色々使う中で、一番危険度の高いものかな。

お客様に仕上がりを確認して頂いたら・・・
「こんなに綺麗になるんですねぇ。驚きました!!!」と。
「いかがでしょうか?」と尋ねたら、もう十分きれいになりましたと。(^-^;
グラスウールの断熱材の汚れもある程度拭き取りご説明。
「強度に問題ないし、誰かに見せる場所じゃないから、もう十分ですよ」と仰ってくれました。(^-^;
ということで、断熱材の再施工はなし。帰路断熱材は事務所にご返却。
帰宅して、デスクワークに入りました。・・・・もう三時間やってる。(^-^;









by xqptd923
| 2017-01-29 14:31
| 特殊な塗装工事
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