断らない理由

昨晩、民間工事で電話があった。

やってくれるの？ やらないの？ こういう☎だと、一気にやる気は失せる。しかし、このお客さん、いつもこうなんだ。

でも、痴呆に入った奥さんの介護をもう数年続けている。お得意様としては、かれこれ20年になる。

ただ、ものの言い方を知らない90代になったおじいちゃんなんだ。

だから、仕事は引き受ける。


もうひとつ・・・仙台大家の会　世話役の菅原様から連絡があって、急遽本日デジタルキーの設置に入った。

長年お世話になっていることは勿論だけど、断らない一番の理由は、自分のことじゃないのに、頭を下げてくるところです。

連絡はメールだったり、メッセだったり、電話だったりいろいろですが、ダントツ丁寧な言い回しで、こちらが恐縮するほどです。

しかも必ず現地入りしてくれるし、差し入れも大変ありがたいです。(おねだりしているわけではない)

世話役だから当然だろう‥なんて言う人はいないと思うけど、自分の利益じゃなくて相手を思ってのお願い事・・・簡単にできるものじゃないし、簡単に引き受ける人も少ないと思う。

重すぎると、こちらも大変だけどいわゆる筋道立ててきちんとお話しいただいて・・・となると引き受けるのは当然だと思う。

リフォーム依頼をたくさんいただいていて、こういうことを書くのはちょっと邪道かもしれないけれど・・・

空き部屋でたから、いついつまでもできませんか・・といわれるよりも、

新しいお客様のために良い部屋を作りたいので・・とか

何時も頑張っている女性スタッフにぜひ力を借りたいです・・・とか・・・

やることは同じなんだけど、心が動くかどうかが大事。