2019年 08月 20日
中止・・要請・現調・対応・断りの理由・次のために・・・ |
今日の防水工事は、雨天のため中止。しかし、保険会社からの電話質疑にはきちんと対応しました。
ひとつめの現場確認の部屋・・入居中 508号 エアコンは年代物よく働いてくれました。ルーバーが動かないだけではなく、冷機もショボショボでした。(T_T)
ただ記録しておきますが、当店電気工事及びエアコン工事は行っていません。あくまでも便宜上サポート的な役割でしていますが、こうした活動に関して費用は発生しても請求していません。ですから、先々はきちんとお断りすることも念頭に置いています。リフォーム工事ですから、ある程度他業種との交流・取引はあってご紹介などもしていますが、それもケースバイケース。常時それが実行できるかは、別の問題なのでご了承ください。
508号は、単独で現調後、再び電気屋さんと再調査。お客様には、オーナー様が早速承認してくれましたので、再調査。後は同技術的な問題をクリアするか…わかり次第お知らせしますのでお時間頂戴します‥とお話ししました。<m(__)m>
続いて二つ目は、誠実な電気屋さんから要請
要請の内容は、大まかにベストな方法でエアコン設置できないかどうか…の再確認です。
既に次回工事する部屋は決まっています。しかし、RC物件・築30年近く経過しているため冷媒管・電気のケーブルなどに問題が出始めていて、後々冷えない(冷媒管のピンホールなどでガスが漏れているなど)とか、別回線を正しく設置しておく必要があるなど、工事に関して色々課題もあります。
そのため、同じ間取りの別の部屋でいわゆるシュミレーション…実際はダウンライトを外してどこをケーブルが通っているかなど確認しました。
頼んだ業者さんなので、まかせっきり・・・でもいいんですが、先々考えるとそれは当店の不誠実さの表れになってしまいます。
利益の有無にかかわらず、頼んだ以上ここは同行して知恵を絞るのが重要かと・・・
結果、これまでこの物件の工事を依頼して断られた理由がより明確になりました。これを知ることも大事な仕事の一つです。
断られた理由のまとめ
① 冷媒管の劣化 冷却能率が落ち始めていたり、室外機あたりで色々トラブルが発生している。そのまま冷媒管を使用するのは、補償対象外であり工事業者としては責任が持てないため、断るしかない。
② ①に関連して冷媒管の再利用は不可・個別に設置する場合、設置場所の移動(窓枠近くなど)が必要であり、コア抜きが発生する。
建築基準で考えるところ、コア抜きを行った場合の弊害も十分予測できる。それでもOKであれば、承諾書などの書類をご用意いただいて実行するしかない・・と。
また、コア抜き費用は一か所あたり2.5万円から3万円が発生すると。
③ エアコン専用回路の設置が必要である
④ 在宅中の現場の場合、日時時間指定などがあり、これらも簡単に引き受けられない要因の一つ・・など。
うむぅ・・・ハードルの数が増えてしまった。(T_T)
空室であれば、天井など開口して新設・もしくは増設も容易なんだけど、現実問題そうはいかない。
6社当たった電気屋さん・・・れぞれ実績がありいくつものハードルを越えてきたはずだ。そんな彼らが異口同音で断ってきたのはプロとして責任と自覚・そして誇り・・・最後に行きつくところはお客様のためにどうあるべきか…という答えでした。
これまで世間を騒がせてきた偽装事件や隠ぺい工作・・・・そういう事態を招かないようにプロとしての心構えがあるんだね。<m(__)m>
ブログを書いている途中・・・一昨日見積もりしてくれた工事屋さんから、近日中に見積もり出します‥と返事が来た。
しかし・・・声のトーンからは上記に記載した回答と同等でやはりそうか…としか言いようがない。
次のために必要なことは・・・きちんと直して、あるいは修理ができるような点検口などを設置しておく必要がありそうです。
この先、どう結論を導くかオーナー様の判断にゆだねるしかない。
(*´Д`) ため息が・・・(T_T)
明日は、天候回復次第で防水工事に戻ります。
by xqptd923
| 2019-08-20 18:03
| 賃貸リフォーム
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