感無量の涙 |
緊急の返信を求められた訳ではないが、老眼かけてちまちま返信するより、電話が早い。笑
求められた回答を記述しておこう。
それは、感無量の涙である。感慨無量とも言う。
意味は、はかり知れないほど身にしみて感じること である。
① やりたかったことがわかったこと、その実現に向かってどうすれば良いかを悟ったこと。
② 実行可能にするために、寝食を忘れるほど(実際はよく食べて、寝ていただろうが・・笑)全霊をかけて打ち込んだこと。
③ イメージを言葉に変換し、それが通じるものに仕上がったこと。
まぁ、ここまでは本人の努力の賜物として片付けてしまえばそれまでだが、そこに行き着くものは数少ない。
ガンダーラを目指すようなものである。
感慨無量のその涙・・・・もう一つの答えがある。
舞台を見たとき、そこに関わる魂の声を聞いたのである。
柱や梁に使われた樹齢数百年の木々の声。山から切り出された歴史や事実を知るよしもないが、感じたのである。
その建物がもつ風格を受け止めたのである。
数百年そこに微動だにせずあり続ける存在感を感じたのである。
そこで働くものの清められた魂を感じたのである。
そしてここが一番である。貴女は受け止められ、抱かれたのである。(いだかれた・・と呼んでください。笑)その舞台に歓迎されたのだ。
その存在に受け止められたのである。その涙の話は、正々堂々と店主に伝えなさい。
歴史と事実と人々の数限りない願いと想いは、そこに宿っている。
そこに貴女は歓迎され受け入れられたんだよ。 千葉先生。