呪文の言葉

できる・できるぞ。よしやろう。やるぞ、やれるぞ、やれるんだ。

営業で打ちのめされ、自らの未熟さと力なさに打ちのめされた時、この言葉を何百回繰り返したことか・・

配布したチラシを目の前で破かれ、時に散水中の水をかけられ・・

犬にかまれ、おいかけられ・・

罵声をあびて、打ちひしがれ・・・絶望と悲しみと挫折の中で、挫けた心を強くするため・・・

なんどこの言葉を繰り返しただろう・・・

できる・できるぞ。よしやろう。やるぞ、やれるぞ、やれるんだ。

迷う間に生活は困窮・・・生きる希望も意味もなく・・・芽の出ない自分に嫌気がさし、未来を悲観し、過去を呪い・・・・

今でこそいえる過去の話し・・・

それを乗り越えたからこそ、今がある。遠い過去に夢見た未来がここにある。

自分が背負う苦労は、たいしたことはない。

絶望も挫折も、乗り越えれば笑い話になるものだ。


それでも、呪文の言葉は必要だ。今でも、唱えるこの呪文。

私はできる、できるんだ・・・と。


笑顔の天使へ・・目覚めよ・・その神秘の力と魅力という引力を。

芸術の戦士よ・・・砕かれた素材を何故積み重ねるかを・・・

ハンドパワーの持ち主よ・・・・・・負を正に変え、漲る力を授けていけ。