花鳥風月

今年も半年が終わる。明日から残り半年である。

半年で大きな成長を遂げた貴女はまだ知らない。

楽しんでいるでしょう？

笑っていませんか？

という質問には、常にその通りだと答えてきた。



自然が生み出す生命と刻々と変化する時と空間をスクリーンで早送りしているように見てきた。

人為的に操作することなく、あるがままの姿をみてきた。

緑が美しいように

花が華であるように

鳥が囀るように、(さえずる)

貴女の輝きと未来を重ねて。


答えはすぐ手の届く場所に存在してる。

問題はひとつ・・その手を伸ばして掴むかどうか・・ただそれだけである。

せせらぎは、眺めているだけでは何も語らない。

手を伸ばしてこそ、浸してこそ、その清らかさと冷たさと感じるのだ。

そして掌ですくい、喉を潤してこそ清らかで深く味わうことができるのだ。